久しぶりのエレピ弾き語りでした。
ブッキング、雰囲気、早稲田リネンさん、ここだけの世界だなあと思いました。
ありがとうございました!
4/4セットリスト
1.独り言
2.季節
3.痛い会いたい
4.うつくしいひと
5.冬の物語
6.恋という言葉の意味
7.解らない事ばかりだとしても
最近あまりにも寒くて、冬が終わった地点でしばらくは歌わないかなあと思ってた「冬の物語」を昨日の朝、また歌うことに決めた途端に、だんだん暖かくなってきたのでした。春は暖かくなくては困ります。4月なのだし。
***
いまは、毎日があっという間に過ぎていくけれど、
若い頃は、終わらない日常感があった気がします。
何もできない無力さ、時間が進まないもどかしさ。
何者でもない自分、劣等感、孤独感。自分が自分を愛せない。
現実を直視できず、拠り所を求めてしまう。
その拠り所というのは、終わった恋だけじゃない。
拠り所のふりをして近づいてくる悪意、自分を傷つける人間。
自分自身を苦しめると解っている執着。
幻であり、偽りであり、今を直視しない限り、人生は進まない。
傷ついて動けないわたしたちに、雨は容赦無く降り続き、考える力を失わせる。
「解らない事ばかりだとしても」の歌詞に、
「そんな恋をただひとつの拠り所にしているの/過去と暮らしてる」、
季節の歌詞に
「会えなくなったあなたを忘れられずに過去を生きてた/時が止まったまま」
昨日は、そういうセットリストでした。